視覚障害向け「日商PC検定3級」模擬検定システムについて

社会福祉法人 日本盲人職能開発センター


ダウンロードのリンクは、このページの最後にあります。
ダウンロード後は、インストーラの指示に従って、模擬検定システムをインストールしてください。

※古い模擬検定システムが既にインストールされている場合は、まず古い模擬システムをアンイストールしてからインストールをしてください。
アンインストールは、「コントロールパネル」にある「プログラムと機能」(XP機では「プログラムの追加と削除」)からできます。
ただし、Vista機とWindows 7は、アンインストールをしただけでは古い問題が消去されませんので、ユーザーのフォルダーの中のAppDataの中のLocalの中のVirtualStoreの中のProgram Filesの中のdemo_spのフォルダーを削除します。
なお、AppDataのフォルダーは隠しファイルです。
表示されない場合は、コンピューターのAltメニュー「ツール」の「フォルダーオプション」で隠しファイルを表示するようにします。

インストール終了後、スタートメニューの、「すべてのプロラム」に「日商PC検定 PC-Talker対応+{サンプル}版」が追加されます。
プログラムを起動すると、ログイン画面が表示されます。
「試験番号」のボックスに、文書作成は半角で「111」を、データ活用は「222」を入力します。
次にパスワードのボックスに、半角で好きな番号を入力します。
そして「ログイン」を選択すると「受験者への注意事項」のページが表示されます。
「了解」を選択すると「受験者情報の入力」画面に進みます。

模擬試験では、専用サーバーとのアクセスは行っていませんので、ここで入力した個人情報が外部に送られることはありません。
また、本検定の場合もメールアドレスから以降の情報は任意となっていますので、入力せずに先に進むことも可能です。

「登録」を選択すると「試験開始」画面となります。

試験時間は「知識科目」15分「実技科目」30分と記載されていますが、視覚障害者向けの試験時間は「知識科目」23分「実技科目」45分です。なお、本検定では、「知識科目」23分「実技科目」60分なります。

「試験開始」を選択すれば、試験がスタートします。

知識科目は3択問題です。
問題文を確認した後、解答例3つを確認し、正しいと思われる項目を選び(チェックを付け)、次の問題へと進んでいきます。
本検定では専用サーバーとアクセスして、試験のたびごとに約300問の中からランダムに出題する問題が表示されますが、模擬試験では試験中ネットワークとは接続していませんので、毎回同じ問題が出題されます。ただし、出題の順番及び3択の順番は、毎回ランダムに出題されます。
 本検定前に問題に接して、キーボードの操作方法などに慣れていただくことも模擬試験の大きな目的のひとつです。

・模擬試験ですので、途中で中断することも可能
・[Alt]キーを押し続けることが負担になる場合は、固定キーを使用することで、Altキーを押す必要なく操作することができる。

--------各キー操作
以下のキー操作は、すべて[Alt]キーを押しながらの操作になります。
例:全文読み=Y
(問題文を全文読みするには、[Alt]キーを押しながら[Y]キーを押す)
[Alt]キーは、左右どちらでもかまいません。

1.問題文の読ませ方について
全文を読ませます=Y
1センテンス目を読ませます=U
2センテンス目を読ませます=I
3センテンス目を読ませます=O
4センテンス目を読ませます=P
5センテンス目を読ませます=@

2.選択肢の読ませ方について
選択肢1を読ませます=J
選択肢2を読ませます=K
選択肢3を読ませます=L

3.解答の仕方について
解答1番を選択します=M
解答2番を選択します=,
解答3番を選択します=.

4.その他
次の問題に移動します=N
1つ前の問題に移動します=B
問題1番に移動します=A
問題30番(最終問題)に移動します=S
後ろの未回答問題に移動します=F
前の未回答に移動します=D
残り時間を聞きます=T
未回答問題の番号をすべて聞きます=G
終了=Q
----ここまで

なお、知識問題での音声発声は、PC-Talkerのみ可能です。
実技問題につきましては、残り時間を聞く操作以外では、スクリーンリーダの種類を問いません。
解答時間が終わるとWindowsの警告音が鳴り、試験終了を知らせ、確認のダイアログボックスが現れます。
このとき、プログラムの性質上、音声読み上げ機能がOFFにされてしまいますので、終了音を確認した後、[Alt]+[CTRL]+[N]で音声読み上げ機能をON状態に戻すことを忘れないようにしてください。
ただし、[Alt]+[Q]で任意に終了させた場合には、音声読み上げ機能はONのままです。
「はい」を選択すると「実技科目」の試験開始画面に進みます。

実技科目をPC-Talker以外のスクリーンリーダで行う場合には、ここで任意のスクリーンリーダを起動させ、[Alt]+[CTRL]+[*{A→N}]でPC-Talkerの読み上げ機能をOFFにします。

・実技科目の「残り時間」と試験終了後の「採点結果」は、PC-Talkerで発声させる仕様になっているので、試験終了までPC-Talkerを完全に終了させないようにして下さい。

「実技開始」を選択しないかぎり実技問題は開始されませんので、ここで休憩することも可能です。

・本検定の場合も同様に、十分リフレッシュする時間をとってから、次の実技試験へ進むことができます。

準備ができたら「実技開始」を選択すると、実技問題が「日商PC検定試験システム」ウィンドウ内に表示されます。

実技問題は、問題文の指示に従って、解答用文書ファイルのビジネス文書を改編していく作業を行う問題です。
問題文はテキストファイルで、解答用文書ファイルはdocファイルです。
問題文と解答用文書ファイルは「マイドキュメント」内の「日商PC検定」フォルダの中に自動的に生成されます。

試験時間は、本検定では60分ですが、模擬試験では45分に設定されています。

・実技科目の「残り時間」は、「日商PC検定試験システム」のウィンドウをアクティブにして、上記と同様に[Alt]+[T]で聞くことができます。

実技科目も知識科目同様、途中で終了することができます。
終了するには、解答用docファイルを保存後に閉じ、「日商PC検定試験システム」のウィンドウをアクティブにして、「試験終了」を選択します。
・通常は、[Tab]1回で、「試験終了」ボタンにフォーカスが当ります。
・PC-Talker以外のスクリーンリーダを使用している場合には、ここで[Alt]+[CTRL]+[N]を押し、音声読み上げ機能をONにします。

「知識科目」「実技科目」をあわせた模擬試験の結果が表示され読み上げられます。

「試験終了」を選択すると検定試験システムは終了します。
----ここまで

視覚障害向け「日商PC検定(文書作成)3級」模擬検定システムダウンロード(zip形式)はこちらです。 demo_sp.zip